男同士で商業施設へ!天然な友だちとのハプニング続出…その1

天然エピソード

冷たい風が頬をかすめるたび、冬の訪れを肌で感じる。そんな日に、私は友だちと2人で最近できた大きな商業施設に遊びに行った。

商業施設で靴選び

その商業施設は私の家の近くにあり、友だちにここまで来てもらった。友だちはここで靴を買いたいようだ。よく見ると、彼の靴は足の小指が出そうなくらいに大穴が空いているではないか。私も靴を買いたいと思っていたので、下見を兼ねて彼の靴選びに付き合うことにした。

私たちはいろいろな店舗を見回った結果、ナイキに決めた。ナイキには安いものから高いものまで、いろんな種類のデザインが揃っている。特にオープンしたてなので、綺麗な内装にカラフルな靴が端から端までずらりと並んでおり、圧倒された。

同じ靴が2つ?|ハプニング①

私たちはたくさんの靴の中から、めぼしいものを一つ見つけることができた。ところが、その靴が別のコーナーでも展示されていた。いったい何が違うのか私たちは考え、何度も展示されている靴を行ったり来たりして確認した。だが、2つの靴はどう見ても同じようにしか見えない。

そこで私はあることに気づく。置いてある靴のサイズが違うではないか。そう、一つはキッズ用で、もう一つは普通の靴だったのだ。そりゃ、デザインも同じわけだ。まさかの私たちはキッズコーナーを見ていた。それに気づいた私たちは、普通の靴の方に向かい、適正なサイズのものを手に取った。

靴が履けない?!|ハプニング②

さっそく、彼はその靴を試し履きしてみることにした。私は試し履きしているところを見守っている。ところが、彼の足がなかなか入らない。しっかり足のサイズも測り、中の紙も抜いているのにだ。

「ナイキの靴は、幅が少し狭い印象があるけど、そのせいで入らないのかな?」頑張って靴に足を入れようとしている彼に聞いてみる。

「そうなんかなー?」と彼が言い放った瞬間、私たちは衝撃の事実に気づいた。なんと、右足で左足用の靴を履こうとしていたのだ。そりゃ、入るわけがない。

「恥ずかし!!」とか言いながら彼は笑っていた。私も笑ったが、ずっと履いているところを見ていたのに、左右反対なことに気づかなくて少し恥ずかしかった。そう、彼も私もなかなかの天然なのだ。

無事、靴を購入した私たちは満足気にお店を後にした。その後も、いろいろな店に行ったり、ご飯を食べたりして楽しい時間を過ごす。

そろそろ商業施設が閉店する時間が近づいてきた。私たちはここから出ようとする。出口に向かうには、ある店舗を通り抜けたほうが早く着くのだ。私たちは楽しく話しながらそのお店に向かうが、あることに気づいた。入り口付近に「段差に注意」という張り紙があることだ。

だが、私は話に夢中で、読んだのではなく見ただけだった。それが後々、読んでおくべきだったと後悔する。

「いらっしゃいませー」

私たちは歓迎の声を聞きながら入店するその瞬間。

「ガッ」

私たちはなんと、入り口の段差に躓いて見事に転びかけた。横並びで歩いていたので同時に醜態を晒したのだ。

私たちは恥ずかしさのあまりスーッとお店を抜けた。それと同時に笑いが込み上げてきた。先ほど食べたご飯が出てきそうなくらい、私はツボってしまった。だが、張り紙を見たことを思い出し、悔しくもあった。

私たちのやらかしはまだまだ止まらない…

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著:yu-jin

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